タマネギ

秋に種をまいて翌年の初夏に収穫する越冬作物で、春になると株元(鱗茎)の肥大が始まり、玉になる。若採りすれば、葉タマネギとして食べられる。
タマネギの写真 出典: photo AC
野菜分類
茎菜類
野菜科目
ヒガンバナ科
漢字
玉葱
英名
onion
学名
Allium cepa
家庭菜園の育てやすさ

タマネギの解説

秋に種をまいて翌年の初夏に収穫する。生育には冷涼な気候を好み、耐寒性は高いが、暑さに弱い。

品種は、一般的な黄タマネギの他に生食に向く赤タマネギや、4月に収穫ができる極早生種から大玉になり貯蔵性に優れる晩生種まで多彩。

鱗茎が肥大途中の株を若採りすれば、葉タマネギとして食べられる。

密植栽培したり、春に種まきして小玉に育てれば、ペコロスとしても収穫できる。また、子球を植え付けて栽培する方法は「オニオンセット」と呼ばれ、初秋に植え付ければ年内収穫も可能。

家庭菜園のタマネギの育て方について

栽培適期

発芽適温は15℃~20℃、生育適温は15℃前後。9月中に種まきをして育苗し、11月に苗を定植する。

初心者は苗を購入して育てた方が、栽培しやすい。

土壌の準備

酸性土壌を嫌う為、pH6.3~7.8になるように石灰を混ぜて酸度調整をする。堆肥などの腐植物に加え、元肥はリン酸が多めでチッソ・カリをバランスよく含む肥料を施す。

雑草防止や土壌の乾燥防止に、畝に穴あきマルチを張ってもよい。

栽培方法

条間20~25cm、株間10~12cmで苗を植え付ける。植え位置に指や棒を挿して穴を作り、2cm程の深さに苗を植え付けてしっかりと鎮圧する。種から育てる場合には、ポットや苗床に種をまいて8mm程覆土する。

発芽したら、本葉2~3枚で株間2~3cmになるように間引いて追肥を施し、定植時期までに鉛筆程の太さ(7~8mm)になるように育てる。

定植後の追肥は、早生種は1月上旬と2月上旬~中旬に、中生、晩生種は、これに加えて3月上旬にも行う。

収穫

玉の肥大が進むと葉が倒れる。葉茎が倒伏したら、抜き取って軽く乾燥させてから風通しのよい日陰に吊るしておけば、長期間の保存が可能。

ポイント

  • タマネギ栽培においては、定植時の苗の大きさが重要で、細すぎると冬の寒さに耐えられず、太すぎると春にトウ立ちしやすくなる。鉛筆程度の太さの苗を選別して、適期に定植するようにする。
  • 浅根で乾燥に弱い為、土壌の乾燥しすぎには注意する。
  • 初期は特に生育が遅く雑草に負けやすいので、こまめに除草する。
  • 収穫間際まで肥料が残っていると、玉締まりや食味が悪くなったり、貯蔵性が低くなるので、多肥や遅肥を避けるようにする。

タマネギに発生する病気や生理障害一覧

タマネギに発生する害虫一覧

タマネギのオススメ料理について

加熱する事により甘みが増すので、主に焼く、炒める、蒸す、煮る、揚げるなどして食べられるが、辛みを除いてサラダや和え物などの生食もできる。

赤タマネギなどの生食に向くものもあるが、収穫したての新タマネギは、生でも辛みが少なく甘みがあるので、水に晒さなくてもサラダや和え物にできる。

葉タマネギは、葉の部分も甘く柔らかいので、茹でて和え物にしたり、炒める、煮るなどして食べられる。

最終更新日:
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