家庭菜園で育てられる野菜に発症する『病気・生理障害』の解説です。
19種類の野菜

青枯病

葉の萎れと回復を繰り返した後、急速に衰弱して、株が青みをもったまま枯死する。

2種類の野菜

赤カビ病

ムギ類の病害で、主に穂が侵される。穂が褐色となり、穎(えい)の合わせ目に桃色のカビ(分生胞子)が生じる。ダイズの莢に発生する事もある。

2種類の野菜

赤枯れ症

イネの生理障害で、古葉の先端に多数の赤褐色斑点を生じる。生育不良となり、症状が激しいと根腐れや節腐れとなる。

1種類の野菜

赤芯症

ダイコンに見られる生理障害で、根部の中心部全体が淡い黄褐色や赤褐色に変色する。

26種類の野菜

萎黄病

葉が部分的に黄化萎凋し、やがて症状が株全体に及んで衰弱する。

4種類の野菜

萎縮病

ネギ類の病害で、葉に淡黄緑色で紡錘形のモザイク斑紋や条斑を生じ、波打つような形状や扁平化などの奇形となって株が萎縮する。全体が黄化する事もある。

15種類の野菜

萎凋病

多くの種類の植物を侵す土壌伝染性の病気で、発病すると下葉から徐々に黄化萎凋する。

1種類の野菜

稲コウジ病

イネの病害で、籾に発生する。乳熟期頃から穂に濃緑色の塊がつく。

1種類の野菜

イボ果

オクラに発症する生理障害で、莢の表面にイボ状の小突起が生じる。

1種類の野菜

イモチ病

イネの病害で全生育期間に渡って発生し、発生する部位や時期によって苗いもち、葉いもち、穂いもちなどと呼ばれる。

45種類の野菜

うどんこ病

うどん粉をまぶしたように、細かな白い粉状のカビが植物の葉や茎を覆う。

19種類の野菜

疫病

葉、茎、果実などの植物の地上部のあらゆる部分に発生し、多湿時には病斑部に白色のカビを生じる。特にナス科作物に発生が多い。

5種類の野菜

えそ条斑病

ネギ類の病害で、葉に黄白色のえそ条斑を生じる。

7種類の野菜

壊疽斑点病

メロンやスイカなどのウリ科作物に生じる病害で、葉や茎、果実、根等に壊疽症状が発生する。

1種類の野菜

壊疽病

ユリネに生じるウイルス病の一種で、頂葉にモザイク症状や茎に茶褐色の壊疽条斑を生じ、やがて立ち枯れる。