- 英名
- amaryllidaceae
- 学名
- Amaryllidaceae
ヒガンバナ科の解説
野菜では以前はユリ科やネギ科とされていたネギやタマネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどが分類され、これらの野菜はいずれも独特の風味である硫化アリルを含む。
多年草で、根部を掘り上げずに植えたままにしておくと多くは分けつして株が増えるのが大きな特徴で、ニラなどは種から栽培するより、増えた株を株分けして栽培する方が容易である。
ニンニクやラッキョウ、ワケギなども分けつした鱗茎(鱗片、種球)を植えて栽培するのが一般的。
ネギやタマネギは種を播いて栽培するのが一般的だが、分けつ性のネギは植えたままにすると分けつして株が増える。また、芽が出たタマネギを植えても分けつして株が増える。
再生力が強い為、非分けつ性のネギも、根をつけた葉鞘数cm程を植え付けると再び生育する。
酸性土壌と多湿を避ければ病気や害虫には強く、栽培は比較的容易。