- 野菜分類
- 根菜類
- 野菜科目
- ヒユ科
- 別名
- テンサイ、サトウダイコン(砂糖大根)
- 漢字
- 甜菜
- 英名
- sugar beet
- 学名
- Beta vulgaris ssp. vulgaris
- 家庭菜園の育てやすさ
ビーツの解説
家庭菜園のビーツの育て方について
栽培適期
発芽適温は25℃前後、生育適温は15℃~20℃。春まきでは3月~4月頃、秋まきでは9月頃に種をまく。
土壌の準備
酸性土壌を嫌う為、pH6.2~6.5程度になるよう石灰を混ぜて酸度調整をする。堆肥などの腐植物に加え、元肥は、チッソ・リン酸・カリをバランスよく含む肥料を施す。
栽培方法
株間15cm~20cmで種を2~3粒ずつ点まきする。覆土の厚さは1cm程。硬実種子の為、種を一晩浸水させてからまくと、発芽しやすい。また、種は2~3粒が集まった種球となっている為、1球から複数の芽が出る。
発芽したら適宜間引きを行い、本葉5~6枚までに1本立ちにする。
追肥は、1本立ちにした際と、根部の肥大が始まった頃に、土寄せと併せて行う。
収穫
種まきから約60日~70日後が収穫時期の目安。根部の直径が5cm以上になったら順次抜き取って収穫をする。
間引きながら収穫をすれば、10cm程度まで根部を肥大させる事ができるが、収穫が遅れると繊維質になって硬くなり、食味が落ちるので、適期の収穫を心掛ける。
ポイント
- 発芽までは10日~2週間程を要する事があるが、発芽までの間は、水を切らさないようにする。
- 間引きが遅れて株間が狭くなると根部の肥大に影響するので、適時に間引きを行うようにする。
- 肥料切れすると根部が肥大しないので、元肥と追肥はしっかりと施す。