シロオビノメイガ

蛾の仲間で、幼虫が主にアカザ科(ヒユ科)の植物の葉を食害する。
害虫の発生時期
6月 〜 11月

シロオビノメイガの解説

幼虫(老齢期)の体長は1.5cm~2cm程で透明感とツヤのある緑色の体色をしている。

幼齢幼虫は葉裏にいて、表皮を残して葉肉のみを食害する為、被害に遭った葉は表面が透けるように見える。生長すると糸を吐いて葉をつづり合わせ、中に潜んで食害する。

初夏頃から発生するが秋の発生が最も多く、秋季の気温が高いと多発する傾向がある。

家庭菜園でのシロオビノメイガの被害内容について

葉の食害により、作物の生育が抑制される。幼苗期に酷く食害されると、株が枯死する事がある。

葉菜類は美観を損ねたり、減収する。

家庭菜園でのシロオビノメイガの予防について

作物を防虫ネットなどで被覆して、成虫の侵入や産卵を防止する。

葉裏に卵を発見したら、孵化する前に駆除する。

アカザ科ヒユ科の雑草地が発生源となる事がある為、こまめに除草する。

家庭菜園でのシロオビノメイガの対策について

無農薬

補殺する。葉裏を点検して幼齢幼中のうちに駆除すれば、被害は軽減できる。また、老齢幼虫によりつづり合わされた葉は、その部分ごと除去して廃棄する。

農薬

カスケード乳剤を散布する。

家庭菜園でシロオビノメイガが発生しやすい野菜一覧

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