テンサイハモグリハナバエ

ハエの仲間で、幼虫がビーツ(テンサイ)の葉を食害する。葉肉内を蛇行して移動する為、葉に白いスジ状の食害跡が残る。
害虫の発生時期
4月 〜 9月

テンサイハモグリハナバエの解説

成虫は4月頃に出現してビーツの葉に産卵し、孵化した幼虫は葉肉内を潜行して食害する。

幼虫は体長7~10mm程の白色や灰白色のウジムシで、葉肉内の食害跡に潜む。

家庭菜園でのテンサイハモグリハナバエの被害内容について

食害が多発すると葉の変形や変色等が起こり、作物の生長が阻害される。

家庭菜園でのテンサイハモグリハナバエの予防について

多発しなければあまり問題はないが、作物を目合いの細かい防虫ネットなどで被覆して、成虫の侵入や産卵を防止するとよい。

家庭菜園でのテンサイハモグリハナバエの対策について

無農薬

葉に産卵跡や幼虫を発見したら、指で挟んで押し潰す。幼虫は食害跡のスジの先端にいて、葉肉がやや隆起している為、発見は難しくない。

被害の多い葉は摘み取って処分する。

農薬

オルトラン、カスケード、アルバリン、スタークルなどを散布する。

家庭菜園でテンサイハモグリハナバエが発生しやすい野菜一覧

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