- 野菜分類
- 果菜類
- 野菜科目
- ナス科
- 別名
- カガチ、ヌカヅキ
- カナ
- ホオズキ
- 漢字
- 鬼灯、酸漿
- 英名
- Chinese lantern plant
- 学名
- Physalis alkekengi
- 家庭菜園の育てやすさ
ホオズキ(食用)の解説
家庭菜園のホオズキ(食用)の育て方について
栽培適期
生育適温は20℃~30℃。寒さに弱い為、気温が十分に上がった5月頃に苗を植え付ける。収穫は、初秋から10月頃まで。
土壌の準備
pH6.5前後の土壌を好むので、酸度調整が必要な際には石灰を混ぜて中和する。堆肥などの腐植物に加え、元肥はリン酸が多く、チッソ、カリをバランスよく含む肥料を控え目に施す。チッソが多いと過繁茂(葉ボケ)となり、実つきが悪くなる事があるので注意する。
地温保持と乾燥防止に、畝にポリマルチを張るとよい。
栽培方法
株間を50~60cm程とり、草丈20cm以上に育った苗を植え付ける。支柱を立てて仕立てるが、ピーマンと同様に主枝と一番花のすぐ下2本の枝を育てる三本仕立てにするとよい。支柱は各枝に沿うように立て、生長に応じて紐で誘引する。一番花より下の脇芽はすべて取り除き、側枝が混み合ってきたら、適宜剪定する。
追肥は、最初の実がついた頃からを目安に定期的に行うが、樹勢が強すぎる場合には、状況をみて追肥の量や要否の判断をする。
収穫
開花から45日~50日後頃の、ガクが褐色に変わった頃が収穫適期。熟したものから、適宜収穫する。
ポイント
- 乾燥を嫌うので、土壌が乾燥しすぎないように、適宜水遣りをする。
- 肥料は少なめを心掛ける。
- 枝が繁り、たくさんの実をつけすぎると落果も多くなるので、適宜剪定や摘果をするとよい。