果菜類の解説
主に果実を食用とする野菜で、キュウリやカボチャなどのウリ科野菜やトマトやナス、ピーマンなどのナス科野菜が多く属する。エダマメやエンドウなどのマメ科野菜も果菜類に含める事がある。
ピーマン、キュウリ、オクラなど、未熟な果実を主に食用とするものは果実の肥大や成熟速度が速い為、栽培の際には適期の収穫を心掛け、とり遅れに注意する必要がある。
トマト、スイカ、カボチャなど、成熟した果実を食用とするものは成熟までに要する期間が長い為、病虫害や鳥獣害に注意すると共に、収穫適期の見極めが重要となる。
また、カボチャやズッキーニ、トウモロコシなどは雌雄異花植物である事から、少数株での栽培の際や栽培時期によっては、確実な結実の為に人工授粉などの工夫をするとよい。