ディルの解説
家庭菜園のディルの育て方について
栽培適期
発芽適温は20℃前後、生育適温は15℃~20℃。春(3月~5月頃)、または秋(9月~10月頃)に種をまいて育てる。
土壌の準備
pH7.0前後の土壌を好むので、酸度調整が必要な際には石灰を混ぜて中和する。堆肥などの腐植物に加え、元肥は、チッソ・リン酸・カリをバランスよく含む肥料を施す。
栽培方法
株間30cm程で種を5~6粒ずつ点まきし、ごく薄く覆土する。好光性種子の為、覆土は厚くしない。
発芽したら適宜間引きし、本葉5~6枚までに1本立ちにする。ポットで苗を育てたり、市販の苗を定植してもよいが、直根性の為、根鉢を崩さぬように丁寧に植え付ける。
追肥は、厳寒期を除いて、1ケ月に1度程の割合で定期的に施す。
収穫
葉が繁ったら、都度必要な分だけ若い葉を摘み取る。種を収穫する際には、開花後に種が褐色になったら、茎ごと切り取って乾燥させる。
ポイント
ディルのオススメ料理について
葉は生でサラダや魚介類のマリネなどに利用する。
ソテーした魚の香りづけや卵料理、スープやポテト料理などにも利用できる。バターやクリームチーズなどに練り込んでも風味がよい。
種はピクルスに利用したり、オイルや酢に漬けこんで風味を移すなどして利用できる。