ウリハムシ (ウリバエ)

成虫は体長1cm程のオレンジ色をした甲虫類。成虫、幼虫共にウリ科の植物を食害する。
害虫の発生時期
5月 〜 8月
春から盛夏。温暖地では、秋(9月~10月頃)にも発生する事がある。

ウリハムシの解説

成虫は体長1cm程のオレンジ色をした甲虫類。食欲が非常に旺盛で、主にウリ科作物に飛来して食害する。

幼虫は白色やクリーム色のウジムシの様な形。成虫で越冬し、5月頃になると産卵を開始する為、日本全域で春から盛夏にかけて発生する。

温暖地では秋にも発生する事がある。

家庭菜園でのウリハムシの被害内容について

主にキュウリスイカカボチャメロンやウリ類などのウリ科野菜に被害を与えるが、インゲンマメを加害する事もある。成虫は葉を食害し、幼虫は根を食害する為、幼苗期に激しく加害されると作物の生育が阻害されたり、枯死する事もある。

キュウリなどは、果実の表面を筋状に食害される事がある。

家庭菜園でのウリハムシの予防について

ウリ科作物の幼苗期には、防虫ネットで覆ったり、不織布やビニールを行灯仕立てにして周りを囲うなどして、侵入を防止する。

銀白色の光反射を嫌う性質があるといわれており、シルバーマルチやシルバーラインマルチが有効な場合もある。 産卵による繁殖を防止する為に、発見したら補殺する。

家庭菜園でのウリハムシの対策について

無農薬

補殺する。気温の低い朝方は捕捉しやすい。また、水をかけると動きが鈍る。

草木灰を葉上に散布する。

農薬

ベニカベジフルスプレー、アディオン、スタークル、ダントツ、ダイアジノン、モスピラン、マラソン、ベニカ水溶剤、スミチオンなどを散布する。

家庭菜園でウリハムシが発生しやすい野菜一覧

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