スス病

葉や茎、果実等の表面がススをまぶしたように黒ずんだり、黒斑が生じる。
カナ
ススビョウ
病気の発生時期
1月 〜 12月
通年

スス病の解説

病原は糸状菌の一種で、作物に寄生したアブラムシカイガラムシなどの吸汁性害虫の排泄物を主に栄養源として繁殖する。

野菜の他、草花、庭木、観葉植物等、多くの植物に発生し、発病すると、葉や茎、枝、幹、果実等の表面がススをまぶしたように黒ずんだり、黒斑が生じる。

通年発生するが、原因となる吸汁性害虫の繁殖期に当たる4月~11月頃にかけてが、最も発生が多い。

家庭菜園でのスス病の被害内容について

葉や茎がスス病で覆われる為、光合成が阻害されて作物の生育が悪くなる。

果実に発生すると、美観や品質が損なわれる。

家庭菜園でのスス病の予防について

家庭菜園でのスス病の対策について

無農薬

初期であれば、病葉を摘葉して原因害虫の駆除を行う。

農薬

スミチオン、オルトラン、アルテリックなどの殺虫剤を使用して、原因害虫を駆除する。

スス病が発症する野菜一覧

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