キク科植物は世界中の殆どの地域に分布しており、双子葉植物の中では最も進化し、分化した植物といわれる。
キクやタンポポのように頭状花序(多数の小花が頭状の花序に密に集まり、周囲の総包葉片と共に頭花を構成する)をもつのが大きな特徴。
コスモスやマーガレットなど、多くが観賞用として栽培されている他、シュンギクやレタスなどの葉菜や、ゴボウ、ヤーコン、キクイモなどの根菜等、食用として栽培されるものも多い。
種子は好光性で、栽培の際には播種時の覆土を厚くしない注意が必要。また、直根が多く元来は移植を嫌う為、定植の際には根を傷めないよう注意する。