キノコバエ

幼虫が菌茸類の子実体に付着、食害したり、菌床を食害して弱らせる。
害虫の発生時期
3月 〜 12月

キノコバエの解説

キノコバエ類には、農作物、菌茸類を加害する種類の他、家庭の不快害虫など、非常に多くの種類が存在する。

特に菌茸類に与える影響は大きく、幼虫が子実体を食害して穴をあけたり変色させる他、菌床に棲み付いて繁殖し、菌床を弱らせる、子実体に虫こぶを形成するセンチュウを伝播するなどの被害を与える。

キノコバエ被害は、原木栽培、菌床栽培共に発生する。

家庭菜園でのキノコバエの被害内容について

幼虫が菌茸類の子実体に付着して食害したり変色させ、収穫物の美観をおおいに損ねる。

菌床に繁殖して食害し弱らせる為、収量が減少する。

家庭菜園でのキノコバエの予防について

原木栽培では目合いの細かい防虫ネットで原木を被覆して内部への侵入を防止したり、黄色の粘着板を設置して捕捉する。

家庭での少量の菌床栽培では、付近に市販のハエ獲り剤などを設置する。

家庭菜園でのキノコバエの対策について

無農薬

少量の菌床栽培では、発生した幼虫が少数であれば補殺する。収穫後に菌床を一旦浸水させると幼虫を死滅させる、洗い流すなどの効果がある。

農薬

なし

家庭菜園でキノコバエが発生しやすい野菜一覧

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