穀物は、世界の多くの地域で主食とされている食糧の原料となる、澱粉質を主体とする種子をもつ作物。
主にコメ(イネ)やムギなどのイネ科作物を指す事が多いが、ソバやまめ類を含む事もある。
トウモロコシは、スイートコーン種などの未熟な種子を食用とするものは果菜類として扱われ、成熟果(種子)は穀物類として扱われる。
イネ科作物は風媒で受粉、結実する植物である為、栽培においてはある程度の株数を同時期に栽培する必要がある。他家受粉植物であるソバも、複数株の同時栽培が必要。
穀物類は種子の成熟と共に鳥害に遭いやすくなるので、防御策が必要となる場合がある。