カビ類

主に糸状菌類を指して言う。ここでは水耕などの土を用いない室内栽培で生じる有害糸状菌類を指す。
カナ
カビルイ
病気の発生時期
1月 〜 12月
通年

カビ類の解説

カイワレダイコンなどのスプラウト類栽培の際の、土を用いない室内栽培等で生じるもので、不衛生な環境や多湿が原因で繁殖する。

青カビ、黒カビ、ススカビ、赤カビ、黒色酵母様菌など種類は様々で、青色や灰色、薄赤色、黒色の菌糸や黒点を伴うものがある。

スポンジや脱脂綿などの培地の他、作物の根、茎、葉に生じ、時に悪臭を放つ。

通年発生するが、比較的気温の高い時期や場所、通気の悪い場所で発生しやすい。

家庭菜園でのカビ類の被害内容について

カビ毒を生じるものも多い為、廃棄が必要となり減収する。

家庭菜園でのカビ類の予防について

  • 多湿とならないよう、水の与えすぎに注意する。
  • 消毒した容器を用いるなど、不衛生な環境を避け、通気を確保する。
  • 発芽しなかった種はカビ発生の原因となる為、早期に取り除く。
  • 容器を定期的に洗浄するなどして衛生を保ち、溜まった水は腐敗する前に取り除く。
  • ある程度の容量の水を用いる栽培では、定期的に水を交換する。

家庭菜園でのカビ類の対策について

無農薬

カビが発生した際には廃棄して容器などを消毒する。

農薬

なし

カビ類が発症する野菜一覧

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