白星病の病気・生理障害詳細

病原は寄生する植物によって異なる糸状菌で、雨風によって胞子が飛散して伝染する。

ショウガやトマト、ピーマン類に発病が多く、感染すると、葉に周縁が褐色で中央部が灰白色の病斑が多数発生する。また、病斑上に小黒粒点（柄子殻）を生じたり、葉裏に暗色のカビを生じる。

22℃～27℃程度の温度帯での発病が多く、トマトは多湿条件下で、ショウガやピーマンは乾燥条件下で肥切れにより発病する事が多い。

光合成が阻害され、作物が生育不良となる。多発すると葉が枯れ上がったり落葉し、株が枯死する事がある。

• 適切な施肥管理や灌水を行う。
• 密植を避け、風通しをよくする。

無農薬

病葉は初期のうちに摘葉し、畑から持ち出して処分する。罹病株の残渣は感染源となる為、畑に残さない。

農薬

トマト、ピーマン類の白星病に対応した農薬の登録はない。

ショウガにはダニコール、オンリーワン、トリフミン等を散布する。

#ミニトマト    #トマト    #ショウガ    #ピーマン    #シシトウガラシ    #トウガラシ    #パプリカ