トマトとバジリコを混植すると、生育に多くの水分を必要とするバジリコが土壌中の余分な水分を吸収する事によりトマトの水分吸収が抑えられ、トマトの果実の甘みが増すと言われている。
バジリコにとっても、繁ったトマトの茎葉が強い日射しを遮る事で、葉が硬くなりづらくなる効果がある。
混植する際には、トマトの株間にバジリコを1、2株程度ずつ植え付けるとよい。
バジリコにはコナジラミやアブラムシなどの忌避作用があるといわれており、トマトに対する防虫効果も期待できるが、お互いの葉が繁茂して風通しが悪化すると逆に病害虫を誘引しやすくなる為、適宜収穫や剪定を行って風通しをよくする必要がある。
なお、バジリコとの混植はトマトの他、ミニトマトでも同様の効果が得られる。