- 害虫の発生時期
- 5月 〜 9月
ヒメトガリノメイガの解説
幼虫は光沢と透明感のある薄黄緑色をしたイモムシで、体側に黒点が並ぶ。体長は老齢期で1.5cm前後。
成虫はキク科植物の葉裏に産卵し、孵化した幼虫は集団で葉裏から食害する。
葉の表層を薄く残して葉肉のみを食害する事が多い為、被害に遭った葉は残った表層が斑点状に褐変したり、食害が酷いと葉脈を残して不定形の穴が開いた状態となる。
家庭菜園でのヒメトガリノメイガの被害内容について
葉の食害により、作物の生長が抑制される。
家庭菜園でのヒメトガリノメイガの予防について
葉裏に産み付けられた卵を発見したら、孵化する前に駆除する。
作物を防虫ネットなどで被覆して、成虫の侵入や産卵を防止する。
家庭菜園でのヒメトガリノメイガの対策について
無農薬
補殺する。葉裏を点検して、幼齢幼虫のうちに駆除できれば、被害は軽減できる。
農薬
ヒメトガリノメイガでの適用はないが、アファーム、オルトラン、スミチオン、マラソン、ベニカなどの散布で効果が見られる事がある。