ワタノメイガ (ハマキムシ)

蛾の仲間で、幼虫がアオイ科の植物の葉を食害する。葉を巻いて内側に潜む性質がある為、ハマキムシとも呼ばれる。
害虫の発生時期
7月 〜 10月
夏から秋

ワタノメイガの解説

蛾の仲間で、幼虫がワタやフヨウなどのアオイ科の植物の葉を食害する。野菜ではオクラに被害が発生する。

糸を吐いて葉を巻き、内側に潜んで葉を食害するのが特徴。

幼虫の体色は、幼齢期は乳白色で老齢幼虫になると緑色になり、体長は2cm程になる。

幼虫で越冬し、成虫は5月以降に出現してアオイ科の植物の葉裏に産卵する。

幼虫の食害は7月頃から発生するが、8月~9月の被害が特に多い。

家庭菜園でのワタノメイガの被害内容について

葉を食害する為、多発すると作物の生育が阻害されるが、多発の心配はあまりない。

家庭菜園でのワタノメイガの予防について

防虫ネットなどで作物を覆って、成虫の侵入や産卵を防止する。

葉裏に卵を発見したら、孵化する前に駆除する。

家庭菜園でのワタノメイガの対策について

無農薬

巻いた葉を見つけたら、中を開いて幼虫を補殺する。

農薬

ベニカS乳剤、オルトラン水和剤などを散布する。

家庭菜園でワタノメイガが発生しやすい野菜一覧

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