不整形花蕾

花蕾の形状が楕円形や凸凹などの不整形となり、着色も不均一となる症状。ブロッコリーやカリフラワーに生じる生理障害。
カナ
フセイケイカライ
病気の発生時期
1月 〜 12月
通年

不整形花蕾の解説

花芽分化後の小花蕾の生育が不均一だと、楕円形や表面が凸凹などの不整形花蕾となる。

栄養生長と生殖生長のアンバランスで生じやすく、花芽分化後に高温で栄養生長が旺盛な際に生じやすい。

全作型で発生するが、高温期に花蕾の肥大期を迎える初夏や夏どりの作型や、夏播きの極早生種や早生種に発生が多い。

家庭菜園での不整形花蕾の被害内容について

食用に問題はないが、外観上の品質を損ねる。また、表面の凹部に水が溜まるなどして、花蕾腐敗症を誘発する。

家庭菜園での不整形花蕾の予防について

  • 花蕾肥大期に高温が続く場合には、夜間に灌水するなどして地温上昇を抑制する。
  • 花蕾肥大期の肥効が大きすぎないように施肥量を調整する。

家庭菜園での不整形花蕾の対策について

特に無し

不整形花蕾が発症する野菜一覧

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