- カナ
- ヒラタケシラコブビョウ
- 病気の発生時期
- 9月 〜 12月
ヒラタケ白こぶ病の解説
主に原木栽培のヒラタケに生じる病害で、ナミトモナガキノコバエが伝播するセンチュウの一種により伝染する。
センチュウがヒラタケの傘、ひだ、茎などに侵入すると、その部分の菌糸が分化して白色のこぶ状組織となる。こぶの中にはセンチュウが生息し、産卵を行う。
家庭菜園でのヒラタケ白こぶ病の被害内容について
発病したヒラタケを食して中毒症状を起こした例はないが、多数のこぶにより美観が著しく損なわれる。
家庭菜園でのヒラタケ白こぶ病の予防について
原木栽培では、目合い1mm以下の防虫ネットをほだ木にトンネル掛けしてナミトモナガキノコバエの侵入を防止する策が有効。
室内で管理する少量の菌床栽培では、本病の発生を気にする必要は殆どない。