葉さび病

タケに生じる病害で、葉裏に黄褐色や黄橙色をしたいぼ状の小斑点を多数生じる。多発すると葉が枯れる。
カナ
ハサビビョウ
病気の発生時期
9月 〜 11月

葉さび病の解説

病原は糸状菌の一種で、雨風により胞子が飛散して伝染する。

発病すると葉裏に黄褐色や黄橙色をしたいぼ状の小斑点を多数生じ、後に橙褐色粉状の小塊となる。数が多いと葉裏全面が黄褐色粉状物で覆われる。多発すると葉が枯れる。

気温の低下により病斑は黒色粉塊となって越冬し、翌春ウツギやマンサク等の中間宿主に伝染する。

家庭菜園での葉さび病の被害内容について

多発すると葉が枯れる為、株が生育不良となる。

家庭菜園での葉さび病の予防について

  • 肥料過多が発病を助長する為、肥料過多にならないよう、適切な施肥を行う。
  • 周囲の雑草は除草し、風通しをよくする。
  • 水はけのよい土壌作りに努める。
  • 病原の中間宿主となる作物を近隣で栽培しない。

家庭菜園での葉さび病の対策について

無農薬

発病葉は早期に摘葉し、伝染を防止する。残渣は畑に残さない。

農薬

Zボルドー、カリグリーン、コサイドボルドー、ロブラールなどを散布する。

葉さび病が発症する野菜一覧

最終更新日: