- カナ
- コウオンショウガイ
- 病気の発生時期
- 7月 〜 9月
高温障害の解説
高気温が続く事によりイネに生じる生理障害で、不稔となったり、生育不良や根傷みによる立ち枯れ症状が生じる。特に登熟期に高気温が続くと、白未熟粒(米が白く濁る)や小粒米、胴割米(亀裂が入って割れやすくなる)の発生や、米が扁平となって縦溝が深くなる等の品質低下が生じやすくなる。
昼間35℃、夜間30℃を超える日が続くと、高温障害が発生しやすいと言われる。
家庭菜園での高温障害の被害内容について
立ち枯れや不稔により減収する。
米の品質が低下する。
家庭菜園での高温障害の予防について
- 夏期に高温が続く事が予想される場合や、高気温になる地域では、高温に強い品種や晩生品種を選定して栽培する。
- 生育後半にチッソ不足とならないよう、適切な施肥を行う。また、適量の堆肥投入などで地力を上げると障害を回避しやすいと言われる。
- 登熟期に高温が続いた場合には、収穫間際まで通水を続けると効果がある事がある。
家庭菜園での高温障害の対策について
無農薬
予防策を徹底する。
農薬
なし