- カナ
- ショウトウフハイビョウ
- 病気の発生時期
- 6月 〜 9月
梢頭腐敗病の解説
病原は糸状菌の一種で、風雨により胞子が飛散して伝染する。
発病初期は茎の上部や心葉に近い新葉の中下部に淡緑色や黄白色の斑点を生じ、病状が進むと病斑は褐変して葉が巻いたり奇形となる。病斑の褐変部には淡桃色の粉状物(分生子)を生じ、これが伝染源となる。
病勢が強いと茎の頂端部が枯死したり、茎が腐敗枯死する事がある。
夏季の高温多雨期に発生が多い。また、チッソ過多が発病を助長する。
家庭菜園での梢頭腐敗病の被害内容について
生育不良となる。病勢が強いと茎が枯死する為、減収する。
家庭菜園での梢頭腐敗病の予防について
チッソ肥料の多用を避ける。
家庭菜園での梢頭腐敗病の対策について
無農薬
病葉は早期に取り除くなどして伝染を防止する。残渣は畑から持ち出して処分する。
農薬
登録農薬はない。