ゴマ症

ハクサイに生じる生理障害で、太い葉脈に黒ゴマ状の斑点が発生する。
カナ
ゴマショウ
病気の発生時期
10月 〜 12月

ゴマ症の解説

ハクサイの太い葉脈(白い部分)に黒ゴマ状の斑点が発生する生理障害。

チッソ過剰や低温、高温、収穫遅れによる過結球、密植、銅を含む殺菌剤の多用など、様々な要因によるストレスで発症するといわれている。また、収穫後に低温で長期保存した場合にも発症する事がある。

斑点はポリフェノールの蓄積によるもので、無害。食用に問題はない。

家庭菜園でのゴマ症の被害内容について

食用に問題はないが、美観が損なわれる。

家庭菜園でのゴマ症の予防について

  • チッソ過剰とならないよう、施肥管理を適切に行う。
  • 密植を避け、適正な株間を確保して栽培する。
  • 収穫適期を逃さない。
  • ゴマ症を発症しづらい品種を栽培する。

家庭菜園でのゴマ症の対策について

無農薬

発生した斑点は消滅しない為、予防策を徹底する。食用には問題がない為、放置しても差し支えはない。

農薬

なし

ゴマ症が発症する野菜一覧

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