- カナ
- ヒブクレビョウ
- 病気の発生時期
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7月
〜
3月
7月~9月頃、11月~3月頃
火ぶくれ病の解説
病原は寄生する作物によって異なる糸状菌で、胞子の飛散により伝染する。
クワイが発病すると葉や葉柄に黄色や黄緑色の隆起病斑を生じ、後に融合して大型病斑となる事がある。病徴が進展すると病斑部が脱落したり穴が開く。葉柄に発生すると病斑部から上部が青枯れ状となって枯死する。病勢が激しいと球茎に黒褐色で半球形の瘤や不整形のかさぶたを生じる事がある。
夏秋が高温で台風や雷雨が多い年に発生が多い。
ソラマメが発病すると茎葉に淡褐色のこぶを生じる。病勢が強いと葉に凹凸を生じて萎縮し、茎が湾曲する。発病株は生育が悪くなり、茎が枯れる事がある。幼苗が感染しやすい。
家庭菜園での火ぶくれ病の被害内容について
生育不良となり、病勢が強いと株が枯死する事がある。
クワイは球茎の発病により品質を損ねたり減収する。
家庭菜園での火ぶくれ病の予防について
- ソラマメは、水はけのよい土壌作りに努める。また、土の跳ね返り防止に敷き藁やポリマルチなどで畝を被覆するとよい。